GROWTH DX / 検索広告

Physical AI CROSS 出展社募集
検索広告 出稿設計書

2026-08-24 JST 作成 / 広告アカウント Growth DX(872-386-6943)/ キャンペーン 24176652958

01何を、誰に出すか

着地ページ
growth-dx.com/download/physicalaicross-03/(出展企画書のダウンロードフォーム)
商材
Physical AI CROSS / 2027年3月2日 東京開催 / 招待制・抽選のカンファレンス
狙う相手
フィジカルAI・産業用ロボット領域で、展示会への出展を検討している企業のマーケ担当者
ゴール
企画書のダウンロード1件を、広告費 20,000円 以内で獲る
月予算
30万円(日予算 9,800円 で設定)

02単価の決め方

クリック単価はこちらが決める数字ではない。決めるのは「1件あたりいくらまで払うか」で、そこから先はGoogleが1オークションずつ計算する。

目標CPA 20,000円 を渡す → クリック単価はGoogleが毎回決める

入札はコンバージョン数の最大化(目標CPA 20,000円)。「資料ダウンロード1件を2万円以内で取れ」という指示をGoogleに渡している。検索した人の温度は、デバイス・時間帯・地域・検索語・過去の行動で毎回違う。そこに1つの固定単価を当てるより、毎回計算させたほうが取れる件数は増える。

参考までに、1件2万円が成立するために必要なクリック単価はこうなる。設定値ではなく、結果としてこの辺に着地していれば合っているという目安。

資料DL率成立するクリック単価意味
1%200円100クリックで1件。ほぼ関係のない検索語を買っている状態
2%400円見に行きたい人が混ざる一般語の水準
3%600円意図がややズレている
5%1,000円今回の想定。出展意図がはっきりした語
8%1,600円指名検索に近い、狙いどおりの状態
10%2,000円フォームが短く、LPと検索語が完全一致

運用の3段階

  1. いま … 目標CPA 20,000円。スマート入札に上限クリック単価は無いので、歯止めは日予算だけ。開始直後にクリック単価が跳ねたら、単価ではなく予算を触る
  2. 2週間 or 100クリック … 広告グループごとの実測DL率と実測CPAを見る。目標に届かないグループは止めるか、キーワードを削る
  3. コンバージョンが月30件を超えたら … 目標CPAを実績に合わせて詰める。ここまで来て初めて数字が安定する

件数が足りないという別の問題

月30万円・1件2万円なら月15件。これは自動入札が学習するには少ない(目安は30日で30件)。件数が足りないと、Googleは十分に賢くなれないまま走り続ける。

打ち手は入札方式の選び直しではなく、学習に使える件数を増やすこと。資料DLの1つ手前の行動(フォームの表示、CTAのクリック)も計測し、そちらを主要コンバージョンとして入札に使う。資料DLは「計測はするが入札には使わない」側に置き、合否の判定にだけ使う。

🔴 これはタグを設置してもらう時に一緒に設計しないと、後から作り直しになる

03予算 — 30万円で何が起きるか

項目数字計算
月予算300,000円
日予算9,800円300,000 ÷ 30.4日
買えるクリック300回300,000 ÷ 1,000円(クリック単価が1,000円に着地した場合)
資料DL(DL率5%)15件300 × 5%
1件あたり20,000円300,000 ÷ 15

つまりこの設計は、予算を使い切ってちょうど上限にぶつかる形になっている。余裕を作る方法は2つしかない。

ただし、正直に言うと30万円は使い切れない

「フィジカルAI」は2025年前後に出てきた新しい言葉で、検索している人の数がまだ少ない。「ロボット展示会 出展」のような語も、月に数十回から数百回の規模だ。日予算を9,800円に置いても、実際の消化は月5万〜15万円あたりに着地する可能性が高い

したがって、開始直後に気にすべきは「使いすぎ」ではなく「出ない」ほう。1週間で表示回数がほとんど立たない場合は、キーワードを広げるか、検索広告以外(ディスプレイ、業界メディア、リスト配信)を併走させる判断になる。

04キーワード設計

いちばん大事な指摘

最初にいただいた想定ワード(フィジカルAI展示会 / ロボット展示会 / 製造業 AI展示会 / 物流 ロボット展示会)は、大半が「展示会を見に行きたい人」の検索語だ。出展社になりたい企業は、そこに「出展」という言葉を足して検索する。

この違いは資料DL率に直結する。だから、いただいた語は残したうえで別の広告グループに隔離し、「〜 出展」「出展 費用」「出展社 募集」を主力に置いた。グループを分けてあるのは、意図ごとにDL率を別々に読んで、悪いほうだけ止められるようにするため。

広告グループ想定DL率狙う相手キーワード例
出展_ロボット展示会5%ロボット系の展示会に出したい企業ロボット 展示会 出展/ロボット展 出展/産業用ロボット 展示会 出展
出展_AI展示会5%製造業向けAIを売りたい企業AI 展示会 出展/製造業 AI 展示会 出展/AI展 出展
出展_展示会全般4%出展先をまだ絞れていない企業展示会 出展 費用/展示会 出展社 募集/BtoB 展示会 出展
フィジカルAI5%この領域そのものを追っている層フィジカルAI(完全一致)/フィジカルAI 展示会/フィジカルAI カンファレンス
情報収集_展示会2%来場者が混ざる。当初ご指定の語ロボット 展示会/製造業 AI 展示会/物流 ロボット 展示会

キーワードは合計29件。マッチタイプはフレーズ一致と完全一致のみで、部分一致は使っていない。部分一致はGoogleが関連語まで広げて拾う設定で、自動入札とセットでないと無駄クリックが増えるからだ。

除外キーワード(34語)

広告を出したくない検索語をあらかじめ登録してある。

05広告文

レスポンシブ検索広告を5本(広告グループごとに1本)。見出し12本・説明文4本を登録し、Googleが組み合わせを選ぶ。

見出しの例(出展_ロボット展示会)

説明文

あわせて、サイトリンク4本(会社紹介資料/BtoB Growth EXPO/出展のご相談/会社概要)とコールアウト5本(2027年3月2日 開催/招待制・抽選招待/意思決定者のみ来場/企画書は無料/主催 Growth DX)を登録済み。広告の占有面積が増えてクリック率が上がる。

06設定 — 何をONにし、何をOFFにしたか

項目設定理由
ネットワークGoogle検索のみ
検索パートナーOFFONだと提携サイトの検索窓にも出る。検索広告のつもりで別の面の数字が混ざり、単価も成果も読めなくなる
ディスプレイ拡張OFF同上。バナー面に流れて予算だけ先に溶ける
地域日本/所在地に限定既定のままだと「日本に興味がある海外の人」にも出る
言語日本語
デバイス全デバイスBtoBの資料ダウンロードは決裁者がPCで見る。スマホに絞ると取りこぼす
年齢・性別絞らない検索広告は検索語で意図を当てる。年齢で絞ると「年齢不明」の人まで落ちて、母数の大半を失う
入札コンバージョン数の最大化
(目標CPA 20,000円)
1オークションごとに単価を計算させる。上限クリック単価は設定できないので、歯止めは日予算
自動タグONクリックIDが付き、後から成果の紐付けができる

07計測 — ここが今回いちばん厄介

着地ページのフォームはHubSpotの埋め込みフォームで、送信してもページが移動しない。画面の中で完了表示に変わるだけだ。

広告のコンバージョン計測は普通「サンクスページが表示されたら1件」と数える。そのサンクスページが存在しないので、このままでは1件も計測できない。計測できなければ、この資料の単価ロジックは全部絵に描いた餅になる。

やり方は2つ

  1. HubSpot側でリダイレクト先を設定する(おすすめ)
    フォーム送信後にサンクスページへ飛ばす設定にすれば、あとは普通にタグを貼るだけで済む。作業がいちばん軽く、壊れにくい。
  2. GTMでHubSpotの送信イベントを拾う
    サイトには既にGTM(GTM-WDTW2C56)が入っている。HubSpotがフォーム送信時に飛ばすメッセージを受け取るトリガーを作り、そこにコンバージョンタグを紐付ける。ページ構成を変えずに済むが、HubSpot側の仕様変更で黙って止まる可能性がある。
コンバージョン名
資料DL_PhysicalAICROSS企画書(作成済み)
Googleタグ
AW-16524140250
送信先
AW-16524140250/fkYhCJTzwOYcENq9qcc9
カウント方法
クリックあたり1回(同じ人が2回送っても1件)
計測期間
クリックから30日

08残作業

やること担当状態
キャンペーン・広告グループ・キーワード・広告文の入稿広告運用完了
サイトリンク・コールアウトの登録広告運用完了
コンバージョンの受け皿づくり広告運用完了
支払い方法の登録(現在は未設定。これが無いと配信は1円も出ない)Growth DX未着手
コンバージョンタグの設置(HubSpotリダイレクト または GTM)Growth DX未着手
広告審査の通過確認広告運用審査中
配信開始(スイッチON)ご本人待ち

09配信開始後の運用

  1. 初日〜3日 … 表示回数が立っているかだけ見る。0に近ければ単価より先にキーワードの問題。
  2. 1週間 … 検索語句レポートを見て、狙いと違う検索で出ていたら除外キーワードに足す。ここが最初の1か月でいちばん効く作業。
  3. 2週間 or 100クリック … 広告グループごとの実測DL率と実測CPAを出す。目標の2万円に届かないグループは、キーワードを削るか止める。単価をいじるのではなく、買う対象を削るのが先。
  4. コンバージョン30件到達 … ここで初めて数字が安定する。実績に合わせて目標CPAを詰める。届いていなければ、上流の行動を計測して件数を作る側へ倒す。

用語集

CPC
クリック単価。広告が1回クリックされたときに払う金額
CPA
獲得単価。今回は「資料ダウンロード1件あたりの広告費」
CVR / DL率
クリックした人のうち、フォームを送信した割合
フレーズ一致
指定した語句を含む検索に出る設定。前後に別の語が付いてもよい
完全一致
指定した語句とほぼ同じ検索にだけ出る設定
部分一致
Googleが関連語まで広げて拾う設定。今回は使っていない
除外キーワード
その語を含む検索には広告を出さない指定
レスポンシブ検索広告
見出しと説明文を複数登録し、Googleが組み合わせを選ぶ広告形式
サイトリンク
広告の下に追加で並ぶリンク。占有面積が増えクリック率が上がる
GTM
Googleタグマネージャー。サイトを直接編集せずに計測タグを出し入れする道具